デタラメだもの

デタラメに生きる。デタラメに暮らす。薄暗い世の中をデタラメに生きるための処世術、バイブル。エッセイです。

2014年06月

たった三色で出生率が向上するという妙案を思いつく、朝の通勤電車。『デタラメだもの』

あぁ、それにしても眠たいわあ。どうしてこうも仕事の朝は起きられへんのじゃあ。あぁ、眠たいわあ。

そんな眠い眠いなどと言ってる場合じゃなく、この通勤電車の時間の間にも、本日のお仕事のことを考えないと、スケジュールが遅延してしまう。
Aさんには見積もり送って、Bさんにはデザインカンプを出して、Cさんからの修正指示を聞いたあと、Dさんのところに打ち合わせ訪問行かないと。

などと考えていると、もとより、終わりもせず間に合いもしないスケジュールの中で生きておるのだ、もとより、上手くいかないスケジュールの中で生きておるのだ、それを間に合わそうとか、上手くやろうなどと、叶いもしない願いを腹に据えて、あれこれ考えようとするから、結局、破綻したときに、泡を吹くのである。

そうだそうだ、上手くいかないもんは、どう考えても上手くいかない。考えるだけ、無駄。なるようにしかならないし、なったときに、足早に考えればいい。なってもいないこの状況、電話もマウスもペンも持っていない、吊革しか持っていないこの状況で、まだ起こってもいないことを、あれこれ考えても仕方がないわ。

やめじゃやめじゃ。パッと次の駅で下車して、朝っぱらから立ち飲み屋にでもしけこもうぜ。

というわけにもいかないので、仕方なく、中吊り広告なんかをぼんやり見上げながら、日本の出生率を向上させる案を、論文にまで昇華させてやろうと思いつく。

子どもの人数が減り、老人の人数が増えていく、我が日本。
保障の問題やら、税金の問題やらで、国家を支えている既存のシステムが、どんどんと立ち行かなくなっていくそうな。

そこでだ。この電車の中で今、広告を見ている、過払い請求というゴシックフォントの文字を眺めているこの瞬間に、パッと思いついた自分の案で、憂い多き日本の出生率低下の問題を解決できる。自信がある。
普段のお仕事だと、妙案など、たったのひとつも出てきやしないくせに、こういうタイミングでの発想力と瞬発力といったら、まるで動物的。自分でも驚くほどの、脅威のイマジネーション力を備えている。

で、どうすんの、それ?

と鼻息荒げ、胸倉掴んで問い詰められるのは必至なので、僕の妙案、奇跡の案を披露したいと思う。

『赤色と黄色と青色の色札を、日本国民全員が、首からぶら下げれば、全てが解決する』

ほら、驚愕のアイデアでしょうよ。目をひん剥いてしもたでしょうよ。あまりの奇想天外さに、腰抜かしてしもたでしょうよ。

勘の悪いあなたには、特別に我輩の論文の内容を説明いたしましょう。

要するに、男女の出会いの数を飛躍的に伸ばせば、恋愛する人たちの数やら、結婚する人たちの数、出産する人の数も、比例して増えていくよね。

で、出会いという名のチャンスを阻害している要因を、前述の色札で解決するわけさ。
つまりは、既に恋人がいる人、既に結婚している人、今は恋愛をしたくないという人は、首から赤色の色札をぶら下げておけば、異性はその人を恋愛対象から外すよね。

そして、待ってました。青色の色札をぶら下げている人は、恋人欲しい、恋人欲しい、恋愛したい、そう思っている人ということに、相成ります。

ほれ、出会いがない出会いがないと嘆いている人は、仕組まれた出会いが舞い込んできていないだけで、皆まで言ってしまえば、街行く人、電車の中の人、バスの中の人、飲み屋の隣の席のお客さま、それら全員が、本来なら、出会いであって然るべきなのである。

しかし、一歩を踏み出せないのは、

「今、恋人いらっしゃいますか?」
「今、恋愛したいと思っていらっしゃいますか?」
「好きな人は、いますか?」

などと、見ず知らずの人に聞くことなんて、到底無理だし、それに近い行為を、人はナンパなどと呼んでいるらしいし、シャイでピュアな日本人には、土台不可能な話だ。

それを一気に解消してくれるのが、前述の色札なわけ。

ちょっといいなぁと思う異性がいて、青の色札をぶら下げてたら、ちょいとお近づきになってやろう!よ思うでしょうよ。それが出会いでしょうよ。青信号は、どんどん進行しちゃっていいんでしょうよ。
じゃあ、街中にいるベッピンさんや、嫌味なくらいにイケメンな男性などが、青色の札をつけているのを見るや否や、声をかけてみればいいわけ。

この案のすごいところ、それは、普通に考えると、これって、断られるのが怖くて、声なんてかけられないって臆してしまうところが、ナンパと変わらないなんて思われがちなんだけれども、想像してごらんなさい、声をかけた人に断られたとしても、街を歩いていれば、青札を下げた人なんざ、ここあそこどこにでも、見渡す限りいるわけで、そうなってくると、一回断られたくらいで臆する必要もなく、この大海原には、大量の魚たちが心地良さそうに泳いでいる、さぁ君も私も、まだ見ぬ海に出て行こうじゃないか、となるわけ。

だから、赤色と青色さえ、しかと目に入っていれば、人は臆する必要もなく、恋愛街道を闊歩できる。

え?じゃあ、黄色は、何のためって?

尋常じゃないほどに勘の悪いあなたに、お教えいたしましょう。
黄色の色札は、恋人はいませんが、好きな人はいますってやつ。きゃっきゃっきゃっ。
お声がけいただくのは構いませんが、一時停止が必要ですってやつ。うまくね?うまくね?きゃっきゃっ。

この三色の色札制度を導入するだけで、我が日本人、言いたいことも言えないこんな世の中と、言いたいことも言えないこんなシャイな性分を備えた我が日本人が、青色の色札めがけて、気持ちを告げ、恋を求め、愛を叫び合うようになるわけですよ。
そして、その愛の雄たけびの果てには、愛の育みがあって、そして、子どもが産まれ、出生率が向上する。

日本という名のシステムは、再びその機能を取り戻し、若い世代やこれからの子どもたちにも、幸の多い国へと魅力的な変化を遂げていくわけである。

わずか数秒間の間に、これほどまでのプレゼンテーションを思いつき自分の才能と能力に、改めて感服する。
この論文を発表すれば、生涯お金の巡りがよくなり、仕事なんぞ、やらなくて済む身分になれるんじゃなかろうか、にひにひ。

ぎゃ。電車、乗り過ごしてる。降りねばならぬ駅から、三駅も超過してる。
黄色の色札の説明に、時間を要し過ぎたか。

例に漏れず、本日も遅刻のようだ。

デタラメだもの。

201140622

人はそれぞれ事情を抱えながら、それでも力強く生きていくのさ。『デタラメだもの』

「今日は、牛を食べたい気分ですわ……」

そういう部下の欲求を聞き入れるべく、「それじゃあ、牛丼でも食べに行くけ?」と、部下二人を連れて、某牛丼チェーンに向かったランチタイム。

四人掛けのテーブルに陣を取り、いざメニューを見ながら、おぉ、このメニュー、めちゃカロリー高いやんけ!などと、戯言をほざきながら、オーダーの呼び鈴を鳴らす。

「ご、ご注文は、い、いかがいたしましょうか……?」

明らかに自信のない声が聞こえてきた。
ん?と思って、店員さまを見上げてみると、気の弱そうなおばちゃんの店員さまが、震えるような手つきで機械式注文受付機(ハンディターミナルというらしいが)を操っている。

ふざけたパーマをかけた方の部下が、丁寧な口調で、ゆっくりと、全員分の注文を、おばちゃんに伝えていく。

「牛丼の大盛り、つゆだくをひとつお願いします。あと、こっちの……」
「あの!ひ、ひとつずつ注文して、く、ください!」
おばちゃんの店員さまは、ふざけたパーマをかけた部下が、珍しく、ひとつひとつのオーダーをゆっくり丁寧に注文していたにも関わらず、ひとつずつ注文しろ!と注文してきた。

新人の店員さまなのだろうと、そこは我々心の豊かなメンバーは、嫌な素振りは見せないものの、ひとつずつ注文していたのに、ひとつずつ注文せよ!という指示がきたことと、その裏には、おばちゃんの、私がひとつの注文の入力を終えたのを察知して、次の注文を言ってくださいませ。それを分かりやすく言うと、ひとつずつ注文せよという指示になるんですのよ!という、切羽詰った背景も見え隠れし、顔から思わず笑みがこぼれてしまった。

それにしても、昨今の牛丼チェーンのスピード化には驚かされる。
おばちゃんが、まだ、僕の次、ふざけたパーマをかけていない方の部下のメニューを手元の機械に入力している最中に、もう、僕の牛丼、大盛りつゆだくが、運ばれてきたのだ。
入力が完了した時点で、キッチンに注文が送信される仕組みなんやね。

これ、野球やったら、前の走者抜かしてしもてるから、アウトやん。である。

無事に僕らのテーブルの注文も聞き終え、おばちゃんは次の業務、僕の右後ろに腰掛けた女性二人組みのテーブルに水を運んでいた。

その人たちのテーブル付近に来た時、おばちゃん、思いっきり水をこぼして、大惨事。
しかも、大惨事の被害者には、僕も含まれていて、左足に水が思いっきりかかったのである。

「すみません!」
大勢の店員が、僕のところに駆け寄ってくる。

「いやいや、気にすることおまへんで。ちょうど、湿気多くて、水でも浴びたいなぁ思ってたところやさかい、水かけてもろて助かりましたわ!」
と、陽気に言ってのけたどうかは定かではないが、全く気にもせず、ニコニコと笑みを浮かべていた。

いつも思う。
こうやって、明らかに不慣れな仕事でも、ミスしながら怒られながらでも、働いてお金を稼がねばならない、のっぴきならない事情が、人には、多かれ少なかれあるんだろう、と。
それを思った上で、やはり不慣れで不向きな仕事だけに、俯き加減な表情で働き、だからミスも多く、自分よりもはるかに若い年齢の奴らに、怒られ怒鳴られバカにされ。

背負い込んだ事情の重みを思い、それと戦う雄姿を見ていると、目の奥にツンと刺激が走る。

そんなことを考えながら、食後のお茶を楽しむべく、喫茶店。
ちょっとした屋外で飲食できるスペースを兼ね備えた店なので、気候もよいこの季節、外でお茶でも楽しもうやということになり、またしても部下に注文を任せ、僕はひと足先に、店の外へ向かう。

店内から店外へ出るガラス戸。
ボーッとしていた僕は、ガラス戸が既に開いてることに気づかず、なぜか取っ手に手をかけ、わざわざガラス戸を閉じたようで、それに気づいていない僕は、閉じられたガラス戸に向かって通過しようとしてしまった。

閉まってると思って、開けたつもりのガラス戸が、実際は、開いていたのに、閉じた上で、突き進んだのである。
自ら閉めたガラス戸に、だ。

物理的に、ガラスは強い衝撃を与えると、割れるよね。
そう、だから、ガラス戸を割ってしまいそうになったのは、想像に易いよね。

あやうく高級なガラスを弁償した上で、ケガの治療費までかかってしまうところだった。

それはそうと、僕が外出するタイミングに限って、雨が降り出すのは、なぜだろう?
今年の梅雨は、気まぐれに雨を降らせるが、どうやら、僕にだけは、毎回会いにきてくれるようだ。

デタラメだもの。

20140616

脂肪もコスモも情熱も、まだまだ燃焼しながら生きて行くわけです。『デタラメだもの』

「若い頃より脂肪がつきやすくなってきた」

CMでもよく耳にするフレーズ。近ごろ、まさにこのフレーズが自分の身に染み出して、なんともいただけない。

まだまだ丸くなってたまるか。世の中に牙を剥いて生きたる。吠えたる。長いものになど巻かれない。反骨精神剥き出しで生きたる。反社会的な人間でい続けたる。尖って尖って、もっと尖って。

などと鼻息を荒く、精神論を振りかざして生きているつもりが、腹の周りやら顎の界隈やらに脂肪などが溜まりに溜まって、ハングリー精神どころか、ハングリーを満たすために食欲やら肉欲と向き合い過ぎた結果、だらしない造形に身体がなってきてしまってるもんだから、そんな自分自身を忌み嫌って仕方がない。

そんな折り、またとないチャンスが訪れた。
身体の不具合により、胃腸やらがブチ壊れてしまったもんで、ちょびっと胃腸内を洗浄しましょうやということに相成り、妙なドリンクだけを二日間飲みながら、断食をするという機会を得た。

「これはこれは、痩せこけて、見るも無残な姿になれるチャンスではないか!」

鼻歌混じり、ルンルン気分でそのドリンクをチビチビやりながら、断食を決行した。

ところがこれ、やってみればなかなか辛い。
固形物は一切口にしてはならず、そのドリンクと、水、もしくはカフェインの入っていないお茶しか口にしてはならず、本来ならば禁止されているはずのタバコだけは、禁断の園ということを自分に言い聞かせながらスパスパやってはいたものの、日常生活から食というものの一切を奪われてしまうと、なんとも手も足も出ない状態に陥ってしまう。
コーヒーが飲めないというのも、なかなか致命的だったし。

「添加物の入っていない糖分だけは取ってもいいよ、だからね君、黄金糖を食しなさい黄金糖をね」という、指定銘柄の許可は得ていたので、黄金糖だけは食べてもいいことを事前に理解してはいたものの、断食決行前には、「俺様は、黄金糖などに頼らずとも、二日くらいの断食なんざ、朝飯前よ!」などと、朝飯さえも食せない身分のクセに息巻いていたことがアダとなり、初日の断食途中に、糖分が欠乏して、強烈な頭痛に襲われまくる。

黄金糖というメジャーな銘柄は、コンビニやら薬局やら、どこにでも売っているだろうと携帯せずに断食を始めたのだが、あまりの頭痛に、仕事どころではなくなり、大阪のオフィス街の中を、黄金糖を求めて彷徨うことになった。

フラフラリフラフラ。
歩けど歩けど、黄金糖がない。
しかも、歩けば歩くほど、エネルギーが消費されるので、さらに頭痛が酷くなる。
人間の身体というものは、糖分がなくなるだけで、これほどまでに弱体化してしまうのか、死ぬ死ぬ、このままじゃ確実に死ぬ。

そんな悲壮な表情で辿りついたお菓子量販店。
涙目になりながら黄金糖だけを手にレジに並ぶ。
まるで懇願するように店員さんから黄金糖を受け取り店を後にしようと思った瞬間、店員さん(研修生)の名札に記された名前が、「トウ」と書いていたもんだから、世界は僕に糖(トウ)という優しさを数多くれようとしている、なんという慈悲深いこと、泣きそう。
実際に、少しばかり涙をこぼしながら、黄金糖を貪り、職場へと帰った。

鬼に金棒。俺に黄金糖。
二日目の断食は、黄金糖を携帯していることから、余裕綽々、ナメきった態度でスタートした。

ところが、あろうことか、二日目には、仕事の関係上、得意先への訪問が予定されており、往復で徒歩40分の苦行を経なければならない。

「黄金糖だけで、この苦行を乗り越えられるのだろうか?」

一抹の不安を抱えながらも、なんとか得意先を訪問し、打ち合わせも無事に終えた。

ここで僕の中で、ある革命が起こった。
打ち合わせ後、そっと部下に告げた。

「なぁなぁ、なんか、ゲーセン行って、太鼓の達人したくね?」

急に太鼓の達人をプレイしたくなったのである。
仕事は鬼のように多忙だ。
しかも、ゲーセンがどこまで歩けば存在するのかも定かではない。
そして、断食二日目。

そんなことくらいで僕の心が妥協を許すはずがない。
今のこの太鼓の達人をやりたいという気持ち、何人が寄って集ったとしても、止められるわけがない。
僕は霞む目を擦りながら、部下と、ある商店街のほうへと歩き、ひたすらにゲーセンを探したのである。

フラフラになりながら、無事にゲーセンに辿り着いた。
ぐひひひ、太鼓の達人できる。
そう思い、小銭しか入っていない財布のなかから貴重な100円玉を取り出し、セットする。

「曲を選ぶドン♪」

よっしゃ!バチを握る腕に力が入る。血管が浮き出る。エネルギーが放散される。視界が霞む。頭痛が酷くなる。足元がふらつく。倒れそうになる。

幸か不幸か、その日のプレイはまさにいぶし銀とも言えるほどのバチ捌きで、ノルマをクリアしまくり、次の曲次の曲とプレイすることができ、断食二日目の体力も底をついた状態にも関わらず、計4曲も演奏し切ったのである。

知ってますか皆様。断食二日目の状態で太鼓の達人をプレイすると、ワンショットワンショットごとに、バチと太鼓がぶつかる振動が脳天を貫き、失神するほどの激痛が走ることを。

そんなことはさておき、太鼓の達人で高得点を出せたことに気分が高揚した僕は、そのまま電車で真っ直ぐに事務所に帰ればいいものの、「あんなお通夜みたいに静まり返った事務所に、この高揚した気分のまま帰れるかいな!」ということになり、ロールプレイングゲームで言うところのHPが、残り2%程度になっている状態で、

「思いっきり遠回りして歩いて帰ろうや!」

と自分の中のキッズ魂が、そのセリフを吐かせたのである。

遠回りすること50分ほどかけて、徒歩で事務所まで帰ってきた。
ただ断食をするだけではなく、さまざまなスリルとアドベンチャーを加味するところが自分らしくて憎めない。
やりきったった。やりきったった。二日間、断食をやりきったった。
二十四時間テレビで二十四時間マラソンを走るタレントが、最後の武道館でゴールテープを切ったときの気分は、きっとこんな感じだろう。きっとそうだろう。なんだろうこの充実感は。

そんな感じで、僕の断食生活は終了した。

断食明けの数日は、栄養の吸収力が尋常じゃなくなるので、リバウンドを避けるべく、おかゆや味付けの薄い味噌汁程度の食事を継続せよ。という指示が出ていたものの、食べるな!言われれば、食べないよ!と言えるのだけれど、食べてもいいよ!と言われているのに、好きなものを食べることを我慢せねばならないのは解せないと憤り、軽食に留めておくなんざ、男の恥じ、武士ならば切腹もんじゃ!あほんだら!と、行き場のない怒りを胸に溜め込み過ぎ、思い悩み、絶望し、断食明け数時間を持ってして、鬱状態となってしまった。

今ではその鬱状態を蹴散らすために、好きなものを暴飲し、好きなものを暴食している。
気づけば、断食中、理想的な体重まで落ちて、ウエストもほっそりとしていたはずなのに、断食開始前よりも、「若い頃より脂肪がつきやすくなってきた」な身体になってしまっている。

健康的に生きるために、死ぬ思いをするのは嫌だ。
安い酒をたらふく飲んで、安い食をたらふく食べて、笑って泣いて、豪快に死んでやる。

僕がもし断食を再びやるとしたならば、どうしても太鼓の達人でハイスコアを出さねばならないという使命を授かった時なのではないだろうか。

デタラメだもの。

201140608
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